史上7頭目の3冠馬が引退レースとして選んだのは、グランプリだった。
レースでは後方4番手から進むいつも通りの走り。3コーナーを過ぎたあたりから徐々に外目を進行すると、4コーナーを回ったところでは早くも先頭に。
圧巻はここからであった。直線では後続馬を一気に突き放すと、最終的に2着馬との間につけた着差は8馬身差。
とてもこのレースで引退する馬とは思えない圧倒的な「強さ」を競馬ファンの瞼に焼き付けた。
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